従業員の約半数を占める女性にモチベーション高く活躍してもらうためには、 人事部によるライフイベントのサポートは欠かせません。産休・育休業中にも度々発生する人事系申請業務を効率的に行うために、MAJOR FLOW Z CLOUDで新たな仕組みを構築しました。
■設 立/1876年
■資本金/17,710億円
■純資産/1,939,638億円
■従業員数/27,957人
(2020年3月31日現在)
■頭取CEO(代表取締役)/高島 誠
■本 社/東京都千代田区丸の内1丁目1番2号
※企業情報は2020年3月31日現在のものです。
三井住友フィナンシャルグループの中核をなす都市銀行として、国内三大メガバンクの一角を担い、日本のビジネスと人々の暮らしを支え てきました。従業員数は約2万8000人、その約半数が女性で構成されていることもあり、産休・育休取得推進といった、働きやすさの実現にも大いに注力しています。制度の整備はもちろん、それを確実に運用するための情報システムの構築・運用を通じ、従業員それぞれのキャリア形成やワークライフバランスを力強く支援しています。
女性の活躍推進のため、産前産後休業及び育児休業(以下「産育休」)を取得した従業員からの申請・承認業務の電子化に取り組んだ三井住友銀行様。休職期間中に社内ネットワークにアクセスできなくなる従業員たちとの断絶を防ぐため、安定的かつ効率的な連絡手段の確立を必要としていました。そこで同行が選んだのは、MAJOR FLOW Z CLOUDによる申請・承認フローのクラウド化です。同行の人事部副部長として制度の策定や統括にあたる竹下佳道氏、システム設計の面から制度をサポートする人事部情報統括グループ部長代理の押田英莉子氏、三井住友フィナンシャルグループの中核をなす都市銀行として、国内三大メガバンクの一角を担い、日本のビジネスと人々の暮らしを支えてきました。従業員数は約2万8000人、その約半数が女性で構成されていることもあり、産休・育休取得推進といった、働きやすさの実現にも大いに注力しています。制度の整備はもちろん、それを確実に運用するための情報システムの構築・運用を通じ、従業員それぞれのキャリア形成やワークライフバランスを力強く支援しています。
さらに現場で業務にあたる人事部庶務グループの武内理恵氏の3名にお話を伺いました。
産育休関連の申請にかかる
事務負担の大きさが問題に
従来、休職中の従業員とのやり取りは、紙の書類の郵送、私用メールアドレス宛の個別連絡などで行ってきました。しかし、近年の育児・介護休業法改正などを受け、育休や育休延長の申請件数が急増し、煩雑さが増していました。 「当行では、現在、約1,700名の従業員が産育休を取得していますが、これだけの人数から紙やメールで申請を受けるのは、かなり労力がかかる業務です。当時の運用には限界がきていたといえますね」(押田氏)。 「特に育休は申請が複数回に及び、添付書類の種類も多いです。申請者の記入ミスや書類の添付漏れ、人事部での入力ミスなどが多発し、修正のやり取りにも手間と時間がかかります。上長の確認・印鑑が必要になると、部店の方にも負担をかけてしまいます」(武内氏)。
オーダーメイドのように作り込める
柔軟なクラウドパッケージ
これからの働き方に合うシステム
将来的にはさらなる拡張を
最後に、今後の展望などについて竹下氏に伺いました。「ワークライフバランスはこれまで も謳われてきましたが、これからはウィズコロナ、アフターコロナの働き方も視野に入れる必要がでてきました。テレワークの重要度がますます高まりつつある中で、クラウドワークフローという今回の選択は、結果的にもタイムリーかつベストなものになったのではないでしょうか。当初の課題はほぼ解消しています。 これをモデルケースとして今後、非イントラ環境にある従業員が行う様々な人事関連申請を、MAJOR FLOW Z CLOUDへと切り替えていければと考えています」。