ワークフローシステムが注目される理由
ワークフローシステムを利用する事で申請・承認に利用していた紙をペーパーレスにしますので、先程の紙に関する課題がなくなります。また、クラウドサービスを選択した場合、インターネットが利用できる環境であれば、いつ、どこからでも申請や承認、検索が行えますので、そのためだけに出社する必要がなくなります。この点はとてもテレワークと相性が良いと言えます。
次に、決裁状況を可視化できる点もテレワークに効果的です。
メールや郵送で運用しようとした場合、出社している場合と異なり、状況が分かりにくいため、総務部門や受付担当に問い合せが集中しがちですが、リアルタイムに状況がわかるので、そのような対応が不要になります。
さらにテレワークを支援する機能だけでなく、コスト削減や様々な業務の効率化が図れる点も注目される理由です。
1意思決定のスピードUP
- ・輸送の手間や時間が皆無に
- ・停滞時の督促を自動化
2内部統制強化
- ・承認履歴がより明確に
- ・権限がないと見れない
3業務プロセスの可視化
- ・現在の承認者が明確に
- ・今後の承認者も明確に
5検索性向上
- ・日時や記入内容などを指定して素早く検索
6紛失の恐れが皆無
- ・何かに紛れて紛失してしまう心配が皆無
社内を見渡せば至る所で申請・承認が行われているようにワークフローシステムの対象業務はとても広範囲です。
近年では「
電子帳簿保存法」の改正などもあり、交通費精算の分野で証憑の電子化も視野にいれながら、経費精算の電子化を進める企業も急速に増えています。